暖かくなってきて
こんばんは、謹製です。
いきさつだけ書いて満足していた連載を更新しようと思う。
テーマには困っていなかったものの、
おうち時間にはゲームやゲームなど
誘惑が多すぎてまるで更新できていなかった。
何か理由をつけては物事から逃げるのが得意技の自分だが、
記事を書かないことについて
「スマホじゃなくてパソコンからじゃないと
文章って書きづらいんだよな~…」
と、パソコンに向き合いながら思っていたので
もう逃げ道は無いようだった。
さて、
日本全国どこでも同様かは分からないが、
気候が暖かくなったり寒くなったりと、
文字通り三寒四温を繰り返している。
そんな中でも徐々に季節は移ろっているようで、
我が家でも先日起毛素材のパジャマを
一度しまったら当分取り出せない引き出しにしまい、
(というのもこの引き出しは別の引き出しを一度押し入れから出さないと何かに引っ掛かって引き出せないからこういった表現が当てはまる)
自分もTシャツ1枚でアイスを食べて日中を過ごすなど
夏の訪れを感じる。
ところで皆さん、夏といえばなんでしょう?
…水着ギャル?
日本は今緊急事態宣言下にあるんですよ?
そんな外出をはらんだ概念は不謹慎です。ふざけないでください。
ご自身が水着ギャルだという方は本当にごめんなさい。
服を着てください。
そう、アイス。
既にアイスの話をしているからって、
アイスの話じゃないなんて誰も言っていない。
アイスの話。
食べていて思ったのだが、これはデザートなのだろうか?
もう少し真意に近い言い方をすれば、
これはデザートと呼んでいい代物なのだろうか?
アイスの魅力を思い浮かべて欲しい。
概ね以下のどちらかを思い浮かべたことと思う。
1.冷たくて甘い
2.ヒンヤリしててスウィーティー
どちらでも正解です。
2だった人は水着ギャルです。まだそんな格好してるんですか、服を着てください。
ともあれ、冷たさがその魅力の大半を占めている事と思う。
甘くなくてもアイスだが(ex.結構いい抹茶アイス)
冷たくなくてはアイスではない(ex.アイスクリームの天麩羅は結局冷たい)
それってどうなの?と思うわけだ。
普通デザートといえばもっとアマゾンの生態系みたいに、
独自の特徴を進化させてきている。
レアチーズケーキがあんなに頑張って三角形の先細りを鋭利にして
マカロンがあれほど普段見かけない色ばかりカラバリを増やし
モンブランの土台は建材に負けじと硬化して
山に棲む鬼に選ばれてしまった苺農家は折角の苺を泣く泣くイチゴ大福工場に納品しているのに
アイスときたら
どんな形でも・どんな色でも・どんな硬さでも・大福に入っていても
アイスとしてぬくぬく(ユーモア)しているのだ。
冷たければいい、というのはなんとも驚異的なあぐらのかき方ではないか。
逆に言えば、
冷たい以外の取り柄が無いという事でもある。
そんなのはもうアクエリアスだ。
(アクエリアスは常温で飲むくらいなら死んだ方がマシだという習わしは古来からあり、有名な話だが私の出身地ではぬるいアクエリアスを目の前にそれには手をかけず割腹した武将の伝説が大きい公園の石碑に刻まれている)
よしんばあったとして、
それはお祭りとか海辺の屋台で売ってる水浸しのやつくらいだ。
あ、そうですそれそれ、買ってたんですねアクエリ。
いや、確かにぬるい~、じゃなくて。服を着てくださいって。
なのに、コース料理の最後にしれっと登場したりする。
スポンジやクリーム、果実の総合体であるケーキらを差し置いて。
しかも、出されると「わぁ!アイスだ!」という気分になってしまったりもする。
「わぁ!」じゃないのだ、「なにぃ!?」とならなくてはいけない。
そもそもアイスがデザートの立ち位置にまでのぼり詰めたのは、
焼肉屋のせいだとにらんでいる。
焼肉屋でコースや食べ放題をとると、
最後にアイスがくるのがお決まりである。
あれは、順番が「最後」なのであってデザートではない。
そもそも最後に出されて黙っていられるのも、
散々よく焼けた肉ばかり口に放り込み、
その合間もよく炊けたお米でつないで、
いよいよ口の中をアクエリ以外の冷たいもので満たしたい、
そのタイミングでサーブされるから許せているだけである。
デザートであるわけがない。
アイスでしかないのである。
だから、単体でデザートの一つとして登場するのはナシにしてほしい。
誰も自覚できていないだけで
「え?アイスだけ?」という期待外れのフラストレーションが内在しているはずだ。
人間ストレスを感じなければ200まで生きるというし、
案外変えていけるのはこういうところからじゃないだろうか?
単体ではなく小さいケーキとかと一緒に大きいお皿で出てくる分には
全然いい。
なぜって、一度に複数食べられるとお得な感じがするし、
何よりアイスって美味しいじゃないですか。
いや、全然アイス大好きですよ自分。
まさかアイス好きだとは思わなかった?
まんまとかかりましたね。
この文を読んだ人は私をアイス嫌いだと思っているし、
この文を読んだ水着ギャルは服を着ている。
これがメンタリズムです。
今回の記事はこんなところです。
予定してるテーマとしては、
・どの程度までオタクはオタクである事を妥協できるのか
・淫夢は何故面白い
・ツッコミどころの多いエッチな広告をあえて肯定する
こんなのも書こうと考えています。
では最後に、
一緒に天空の城を作っているすいたさん・並木さん
この両名に好評だったまとめを記して終わりにします。
・筆者は、冬はもこもこのパジャマで寝ている。
・イチゴ大福の製造には、鬼が一枚かんでいる。
・アイスは、アクエリアス。
・いま日本に、何も羽織っていない水着ギャルはいない。
またお会いしましょう。