ネギをまんべんなく均等に散らしてはいけない理由

 

 

無いと思いません?

 

 

 

すみません、結論を急いでしまいました。謹製です。

就活生の悪い所ですね。じっくり考慮しないとわからない事もあります。

 

 

 

今回はタイトルの通り、

 

 

ネギをまんべんなく均等に散らしてはいけない理由

 

 

について考えます。

朝ごはんを食べているときに思いついた論題です。

結論など予測もしないままつらつらと書いているので

ロジックがめちゃくちゃになる気がします。

まあ付き合ってやってください。

 

さて、

僕は以前にも自分でやっていたブログで、お酢についてちんたら書いたことがある。

(https://ameblo.jp/humbly-made/entry-12451522401.html

昔の自分の文って例外なく恥ずかしい文体で嫌ですがこれです)

 

読んでも読まなくてもいいんですが、

僕が割と食にこだわりがある方だとわかってもらえたらいいです。

 

そしてそんな僕はネギがかなり好きです。

お金の無い一人暮らしの時分でも、

コンビニで50円引きになっている刻みネギを目ざとく買ってはストックしてました。

何にでもあい、料理を引き立たせつつ香ってくる風味が好きです。

 

無類のネギ好き、そして食に無関心ではない私から言わせてください

 

 

 

料理に、料理にネギが少なすぎます。

 

 

 

言葉に重みを乗せすぎて主語が二回登場してしまいました。

 

少ないというのは少ないのであって、無いぞ!とは思ってません。

 

どんな料理でも、最後にネギを散らして完成、

というときのネギってあまりに少なくないですか?

っていう事です。

 

ジャイアントコーンのメインくらい少ない。

よく今まで三種類もずっと売れ続けているな、と思いませんか?

ナッツもチョコクランチも1,2口でなくなって残りは平凡なアイスなのに。

 

ネギも同じです、数口分しかない。

クックパッドを見ても

「完成♪♪♪」

の写真のネギはどれもシューマイに対するグリンピースくらいの量しかない。

 

そういうの見ちゃうと

 

いやひとつまみってそれ絶対あなた手抜きしてますよね、

あなたが本気でつかめばその倍はネギをかけられる。

そんな量赤ん坊のモロー反射でもつかめますよ。

 

とつかみかかりたくなります。(ネギだけにね)(きっと赤ん坊にむやみにネギを差し出してはいけないと思います)

 

なんであんなに少ないんでしょう?

 

いくつか理由を考えてみます。

 

 

1.味が変わる

 

変わらなくないですか?

 

ネギラーメン食べた事はありますでしょうか。

名前からして主役、そして実際に主役級のボリュームが乗ってきても、

中盤以降は割と普通にラーメンど真ん中じゃないですか?

ネギのせいでずっとネギだよ…ってことはなくて、

むしろ最後にレンゲでかき集めるのってそぼろ肉の方だったりしませんか?

 

大好きだといった手前言いづらいですが、量の増減でそうそうネギが主役になる事は無いと思います。

これは違ってそう。

 

 

2.見栄え

 

これだと思ってます。

さっきシューマイを引き合いに出したけど、

あれも要は見栄えですよね?

味や食感で乗せてるんだったら、1つってことはないでしょう。

 

タンパク質や炭水化物に緑色をしているものってあんまりなくて、

綺麗な方が美味しそうだから、ちょっと乗っける。

 

あんまり散らし過ぎると、統率がとれていない感じがする。

日の丸だって白地に赤○一個だから清々しいのであって、

いくつも赤丸があったらちょっとダサいですもんね。

というかそれはもう草間彌生の版権の範疇です。

国旗が誰かの版権の中に合ったらややこしすぎる。

 

脱線しましたが、

これは理にかなっている気がします。

こいつは後でじっくり考えなおすとして思いつくだけ他も挙げてみます。

 

 

3.ネギが足りない

 

まあ無いでしょう。

 

土俵入りくらい景気よくネギを撒く僕ですら、

夏場は余らせてダメにしてしまったことがあるくらいです。

 

ましてや主婦の典型像としてスーパーの袋から飛び出るネギがあるくらいなのに

一本で買っておいて残りも何もないと思います。

買い物すら自粛しなきゃならない今じゃあるまいし。

 

あとネギの不作って聞いたことが無い。

不作になるイメージもない。

 

気になってGoogleに「ネギ 不作」といれてみたら7件しか出てこなかった。

これが根拠としてどうこうは置いといて、そんなに少ないの?

殆どが農家の方のブログだった。

もしネギの不作について知りたい人が次に調べた時、

この記事が出てきちゃったら申し訳ないな。

天空の城でネギも育てる計画の話ではありません。悪しからず。

その人には不作で高くても買わせてもらおう。

 

ともあれ、これはなさそうかな。

 

 

4.伝統

 

見栄えとかではなく、日本人の美的センスみたいな話かも?

 

日本人は何事も控えめ、

昔は家事は女性がするものだったし、

3歩下がって家主をたてる、そういった感覚で

主役の料理をたてる、みたいな感じですかね

 

まあ女性がなんでネギを自分に見立ててるのか意味わかんないですけど。

 

ただ、外国の人に同じレシピで作ってもらうと、

最後の手順で日本人より多めにネギを盛り付ける、

とかはありそうな気もしますね。

 

 

5.みんなネギはそんなに好きじゃなくて、仕方なくちょびっと載せている

 

考えたくもないな、美味しいのに。

 

というかなら乗せないし買わないですね。

 

意外と野菜の中ではピーマンやニンジンがヘイトを集めるので

ネギってあまり嫌われていない野菜かも。

ボカロも好む野菜だし。

 

 

こんなもんでしょうか。

 

 

さてさて、

 

見栄え、ねえ…

 

タピオカ撮って捨てるみたいな悪質さはないし責めづらい。

自分で乗せてるんだから食べるわけで、

そもそもネギってかなり気軽に避けられるものだと思います。

 

箸でつまんで避けられるっていう物理的な点もそうだけど、

ネギ要らない人って気軽に「ネギ抜き」を頼む気がする。

 

ネギを要らないと言う事への精神的なハードルがかなり低い世の中とでもいうべきか。

みんな王将とかで簡単に注文してません?

 

逆に増やすのも出来るのかもしれないけど、

一応諸々コストに見合った定価が定められているのに、

ぬけぬけと増やせとは言いづらい。頼む人も見ないし。

いるとすれば

20世紀少年の幼いころのカンナくらいか。

でもこれも

 

「にんにくラーメンの麺かためメンマ少なめネギ大盛りチャーシューおまけして。」

 

見返してみると

ネギが増えてる分はメンマで釣り合い取れてるし、

チャーシューは馴染みのお店に「おまけ」を頼んでいるんだから別カウントで良いと思う。

やはり増やす例は見かけないな。

 

こういう減らせて増やせない構造も、

別に少なくていいという刷り込みになっているのかも。

 

かたや、はなまるや丸亀みたいなうどん屋は異常に安売りしてくる。

際限なく盛れるから、限りなく0に近い値段で提供されてるといえる。

これもなんか、ありがたいんだけど価値のイメージを下げている気がする。

 

で、しかも、

かけ放題なのにやはりグリンピースくらいしかかけない人がいる。

 

あれかな、

野菜はわざわざ別で食べるほど好きじゃないけど一応は摂っている、

という免罪符なのかな、ネギって。

 

 

消極的理由でご飯食べ始めたらおしまいだと思いますけどね僕は。

好きだからという理由で好きなものばかり食べて

身体の調子が整えられるからという理由で嫌い目なものも真っ向から食べましょうよ。

 

 

とまあ、もう少し多くてもいいじゃないか、

というのを2800字まで引き延ばしてみました。

 

 

今気づいた、また食い物の記事かよコイツ。

 

 

まとめです。

 

 

・国立のローソンはすぐネギを半額で売る。

 

ジャイアントコーンは今後もこれといった理由なく売れ続ける。

 

・ラーメン一杯はネギが背負うには少し荷が重い。

 

・謹製は食事をすぐ批評する。

 

 

またお会いしましょう。