僕の中で最もアツかったお笑い

暑いですね、RIPSLYMEが今夜は熱帯夜、と言っていた通りです。

 

 

 

どうも、謹製です。

前回の記事から間が空いてしまいました。

 

実は一本書きかけてボツにしちゃったんですよね。

なんとか形にしたいが…

 

とはいえ、

何の仕事もしていないのにこのありさまだから、仕事を始めたら趣味だの余暇だの言ってられないんでしょうねきっと。

いやそんな個人的ことはどうでもいi…

 

よくもないですかね、たまには僕自身の体験について振り返ってみます。

 

 

すいたさんの記事が実体験を丁寧に面白くなぞっている、イメージでいうと線なのに対し、

僕は点でしか記事を書いていないような気がしていました。

(並木さんは鋭意執筆中なので、空間、ですかね)

 

要するに僕もすいたさんみたいな記事を書きたいという事です。

 

 

というわけで、僕が一番お笑いをアツいと思っていた時期について書きます。

 

 

 

2014年です(結論)

 

 

 

2014年なんですよ(念押し)。

僕はこの年のTHEMANZAIを見て、プロとかアマとかは全くなく、

ただ単純に、絶対にお笑いやろうと思ったんです。

 

 

背景

まず背景として、僕はお笑い好きだけど率先してみるほどではなかった。

たまーーーーにしかオンバトは見なかったし、

エムワンも親が見せてくれなかった年があって、冷めていた時期もあった。

 

ただ、笑い飯がずっと好きで、毎年優勝しないことが不満だったし、最後の最後に優勝できたのはめちゃくちゃ嬉しかった。

 

で、エムワンが終わった。中坊の僕はお笑いが終了したんだと思った。

 

そこに、THE MANZAIである。

 

見たことないコンビばかりで、全組面白すぎて、テレビに出ていなくても面白い芸人が沢山いることに超感動した。

 

磁石テンダラーウーマンラッシュアワー学天即アルコ&ピースチキチキジョニーエルシャラカーニ博多華丸・大吉Hi-Hi囲碁将棋が初めてだった。

 

全組スタイルがそれぞれ違っていたのもすごかった。

特に磁石永沢のヘラヘラしたスタイルとか完全に丸パクリしてその後の学校生活を過ごしたし、

チキチキジョニーのネタは完コピして言えるようになった。

Hi-Hiのメタ的な部分、未来のお笑いだと思っていたものを目の当たりにして、震えた。

 

中学生ともなると流石に、お笑い芸人が賞レースに人生懸けてることがわかってきて、もうこんなに面白いものはないと信じ切った。

 

翌年から事前ネタ番組を見て、サーキットの組み分けを見て、誰が勝ち上がるか予想するようになった。

いっちょ前に、この芸人は今年仕上がってるから決勝来るぞ…

なんて思って見ていた。因果は検証しようがないが、結構当たった。

 

2012にはアルピーの伝説のジェノサイドを目撃した。

 

2013には、一番好きな東京ダイナマイトも見れた。

 

そして2014。

 

サーキット第1回の速報を待つべく、THE MANZAIのホームページでF5キーを押しまくっていた。

予定の時刻を過ぎて、やっと出る。

 

1位、馬鹿よ貴方は 2位、三四郎

 

!?!?!?!?!?!?!??!!?!?!?!??!??!?!?

 

何が起こったのかわからなかった。

事前番組で初めて見た、尖ってて好きだけど勝ちはしないだろうと思っていた2組が勝った。

画面にデカデカと映し出された新道のゆるい笑顔は今も覚えている。

 

 

以降も

学天即 ダイアン

囲碁将棋 エレファントジョン

学天即 コマンダンテ

磁石 レイザーラモン

 

という結果になる。

特に3日目、エレジョンの名前を見たときは立ち上がってしまった。

単純に好きだったというだけだが。

これまた画面に大きく映る二人が、めちゃくちゃいい満面の笑みだったのを覚えている。

 

 

一番アツかったシーン

 

長い背景だった。

やはり一番アツかったのは本番です。

 

ワイルドカード進出者発表に9枠に対し10組呼ばれ、最後三日月マンハッタンとハライチが残って三日月マンハッタンが名前呼ばれた時の衝撃とか、抱き合って喜ぶ三日月マンハッタンの横で悔しそうな顔をする岩井を見て、人気とか関係なく明暗はっきり分かれる感じとか、

トレンディエンジェルに1点差で敗れた三拍子が、初のオンエアのワイルドカードをちゃんと勝って本戦でもウケ狂って華大にあと一歩まで迫ったのとか、

 

あったけど、一番はAブロックの結果発表。

 

ワラテンが磁石に入ってそのあと、アキナとエレジョンで票が真っ二つに割れた。

アキナも好きだったけど、圧倒的にエレジョンに行ってほしかった。

当時の俺はまだ人気の実情なんて何も知らなかったけど、

それでもエレジョンとアキナに賞レースの重みの差がありそうなのは察していた。

 

一票差でアキナが勝った。

あとワラテンが3高ければエレジョン…!

と思いつつ、審査員講評がエレジョンに振られたので耳を傾ける。

 

ありがとうございます!でも、悔いはない、でも、悔しすぎる、でも、どういう言葉にせよ、重みの乗った本音が聞けるぞ、と思っていた。

 

 

ガッテン森枝は、「ガッテンガッテン!」と言った。

 

 

マーーーーーーーーーーーーーーージでカッコよかった。

魂が震える、のもっと先の感情になった。

テレビでは、顔を真っ赤にして、全部をこらえながら言っているような表情に見えた。

 

 

これが僕がお笑いで一番アツいと思った瞬間です。

これ以上発言の真意の推測とか書いても野暮ったくなる一方だと思うので、終わりにします。

 

 

 

当初の思いの通り、演者側としてもお笑いをさわったし、

THE MANZAI見てた頃より格段にお笑いの事を知ったけど、

 

やっぱりこの時以上の情動はもう無いんだろうな、と思う。

 

何でもそうだけど、人気先行で結果が出る方が、残酷じゃないのかもしれない。

それでも勝ち上がればそれだけでもドラマチックになるし。

 

関係ないが、去年真空ジェシカの漫才単独ライブを観に行ったら、ガッテン森枝がチケットのもぎりをしてくれたのが、すごく嬉しかった。

 

 

 

窓際な記事になってしまいました。まとめです。

 

THE MANZAIが特に好きな人、@62178G マデ。

 

・森枝さんは今構成作家

 

・加藤さんは今フリー。

 

・謹製は今もっと広い意味でフリー。

 

 

 

 

普通のまとめかよ。

 

またお会いしましょう。