他人に見られることを考える

すいたです。ツイッター上では空腹(現:空腹虫)と名乗ってますが、「空腹さん」とリアルで呼ばれる想定の名前ではなかったために落研の名前であるすいたと名乗ろうと思います。瑛太の感覚で呼んでください。

 


この話を長く事細かに書いたメモ帳がPCのどこかに消えた。考えもせずテキトーな場所に名前も付けずに保存してしまうからだ。家でなくパソコン内も散らかっていく。昨日部屋が汚かったのでツイキャス配信をしながら掃除をした。画面上には部屋と掃除をしてる自分だけが映し出されていて、パソコンからはyoutubeで限定無料公開されているSHISHAMOのライブツアー(2017年の方)が流れている。女性三人は武道館で演奏し歌い、成人男性は無言でカーペットについてるゴミを取ろうとコロコロを回している。とても画期的な映像だったので2時間配信したが基本は誰も見ていない。4人くらいがちょっと見ては消えていった。それがたまに見張りに来る先生な気がして掃除は結構集中できた。


めちゃくちゃ家にこもる昨今、人に見られることが減っていく。他人の目があるからこそ人はやりたくないことだってできる。そう考えると他人の目が価値を帯びてくる。監視してくれるサービスがこれからは主流になってくる。レンタルなにもしない人がいるようにオンラインなにもしない人がいたっていい。
この何も出れない生活をただ誰かの目にさらすことで「囚人ごっこ」だって可能だ。「SYUJIN」というアプリを出したい。たまに看守がやってきては「なんだその目は」とか言ってくる。よくガムを噛んでるし鍵が何個か付いた輪をくるくる回す。囚人となったユーザーは読書したり筋トレしたりして時間を潰す。どうだろう、コロナ刑務所から出るときには立派になってるじゃないか。
そして昼になるとオンライン昼食会になる。冷めたフライドポテトをつまみながら「ここから出ようとなんて考えるなよ。」と新人に注意できるのがポイントだ。逆に「ヘイ一人で寂しいだろ、俺が慰めてあげるぜ」とヘラヘラして新人にセクハラしたっていい。そんなありとあらゆる人間関係が構築できるオンラインサービス。
外に出られないが衣食住が保証されている人間はすべて囚人。誰だって面会では触れられない、物も渡せない。でもシャバに出たら何したいかを話し合う。こんなにも囚人な時代があるだろうか。

僕は自分から見られに行くことでかつての社会性のある自分を取り戻しに行く。


コロナ憎まず罪を憎め。罪人であふれている今、新たな世界で楽しく平和に暮らすため「天空の城を作る計画」を始動する。

 

 

これから定期的に更新していきます。身近な問題のそもそもを問い直したり、新たな提案を出してちょっと前進することが目的です。

 

すいた